もはや世界は
私が地球から受け取っている挨拶状
愛と憎しみの世界から私は生まれる そこでは逃亡が憎しみのねじれであった そこでは死が生きるための糧であった そこでは施しがかなわぬ贈り物であった 寸断した橋の世界から私は生まれる そしてそそこでは川はまさに薬品の潜む流れであった 私は大気が汚染のための道具であった世界から生まれる そして牢獄が唯一の解決であった 貢献という名の殺人の世界 そして青春は聞こえぬ声 王様や大統領の世界から私は生まれる そこでは真実の支配に証言は無い 魂の無力 時代が年老いて行く非情 私はもはや世界から生まれない 私は貧富の世界から生まれる 肥満、そして飢える者 そこでは宴の食事を切り分ける者あれば子供達は飢える 銃やナイフのようなおもちゃが子供の心臓に突き刺される贈り物 である場所から私は生まれる サンタクロースを信じるように教えられたその場所で しかし自分を信じろ、自身の如く愛せとは決して教わらなかった 秩序と無秩序の世界から私は生まれる そこでは交差する境界がすぐ様一撃を意味した そこでは安全がガンマンの視界からは闇であった 私は光を放った 我々は皆やってこられなかったのか? 私は世界から生まれる 私はもはや世界から生まれない 何百人が行進する世界から私は生まれる そして200もの夏を経て別のドラマーに合わせて歌を歌った 貧困と多数の世界 少数と最終的優先のための一線 高齢者が寂しく死ぬ 秘密のクラブと会員のみ 私は壁が引き裂かれた世界からうまれる 一方で墓が作られた 地球の温暖化は最後の日が近づいているという 警告であった しかし誰一人耳を傾けることができなかった 己の無知によって 身にまとう物のみ 毒が髪の毛を染めた そしてオゾン層の大気に穴をあけた 私はもうこれ以上皆が憂えることの全てが つづられた楽譜の演奏者になりたくない 私は世界から生まれる 私はもはや世界から生まれない
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7行目〜10行目から
川、湖沼、海の水質汚染と大気汚染について
20世紀後半、我が国においても「水俣病」た「四日市喘息」といった水質や大気の汚染にもとづく公害病が出現したことは記憶にも新しい。しかしながら現在、それら公害病が解消したのかと言うとそうではない。汚染が地域限定型から地球全体型に拡散していることに注意しなければならない。なぜなら、地球を覆海や大気を通じてどの国から汚染物質が放出されようといずれは地球全体に影響を及ぼすことになるからである。
19行目〜22行めから
豊かな国と貧しい国との格差について いわゆる先進工業国の豊かさと発展途上国の貧しさは、世界における「南北問題」として語られることが多い。GNP、工業生産性において歴然たる格差が存在していることは事実であるが、公衆衛生の観点から見逃すことのできない指標は「人口増加率」である。もちろん、世界人口は増加の一途をたどり、2025年にはおよそ79億人、2050年には93億人になるだろうと予想されている。しかし、人口増加に寄与しているのは富める「先進国」ではなく、貧しい「発展途上国」である。先進国において出生率は減少もしくは頭打ち状態であるのに対し「発展途上国」では抑制が効いていない。つまり、人口増加によって発展途上地域では、貧困の「拡大生産」が生じ南北「格差」がますます広がることが懸念されている。
右半分の19〜23行目から
地球温暖化とオゾン層破壊の問題について 我が国においても1990年代後半、観測史上最も高い平均気温が記録されるなど、温暖化が叫ばれて久しい。もちろん一回の現象にとどまらず、地球規模で温暖化が懸念されている。その原因として大気中の温室効果気体の増加により、温室効果が増強されていることが挙げられる。大量の化石燃料の使用など人間のエネルギー消費の増大が温暖化を加速いていることも指摘されている。温暖化のもたらす影響として
シュミレーションではあるが、つぎの事が考えられている。一つは海面上昇、次に陸地の砂漠化、異常気象、食料生産高の激減や動植物の分布変化、感染症の広域化などが挙げられる。世界人口が未だに増加し続ける中、陸地が減少し食料が激減し、さらに感染症が増えるとならば人類の未来に何をもたらすのかは一目瞭然である。
しかしながら、問題はこれらの現象が自然の変化ではなく人の手によって引き起こされたということである。次のオゾン層破壊の問題も根源は同様である。
オゾン層の破壊、つまりオゾンホールの出現に関しても人間が作り出した化学物質が原因といわれている。生物には無害であると高々に宣伝された「フロンガス」なる物が対流圏を越えて成層圏にまで影響を及ぼし始めたのである。その結果、オゾン層のオゾン分子が破壊され、濃度の稀薄な「オゾンホール」を形成してしまった。オゾン層という防御層の影響については次のように言われている。
有害な紫外線が地上に到達することにより、皮膚ガンの増加、白内障の増加、葉緑体の破壊による植物の成長阻害や植物プランクトンに始まる生態系への影響などである両者に共通していることはいずれも人の手による環境汚染によってもたらされたことである。人間の行為である以上、また修復することも責務である。子孫に負の責務をこれ以上負わせないためにも、今我々のできることは原因を取り除くために全力を傾けることではないだろうか。もちろん、一国のみならず全世界の国々が手を携えて、人類の英智をここに結集させる必要があるのはいうまでもない。
3・最後に
この歌の歌詞は直訳ではわかりにくく、自分なりの比喩的表現に訳しました。メッセージ性の強い歌詞だと思いました。レポート内容に関しては、4月から始まった予防と健康の授業や教科書、今までの自分の知識を使って書きました以前から環境問題に興味があるので今後も関心を持っていきたいです。
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